THE ICE 2019 大阪公演(最終日)〜後半感想
今シーズンの試合を期待させるプログラムたち!
後半組は、今シーズンのプログラムが多めだったので、
これからの試合を想像されるワクワク感がありました!
坂本花織選手のマトリックス!
噂のマトリックスプログラム!!
黒のぴったりとした衣装で、大人の女性を思わせる。
始まった瞬間、「わ、大人になったな…」と思いました。
ジャンプもどんどん入れて、FSを見てる気分になり、
途中からドキドキしました。
なんといっても、あの有名な銃弾を避けるポーズからの後の盛り上がり!!!
アレが試合でパーフェクトに決まれば、
もう絶対!絶対!神プログラムです!
まだ滑り込みが足りてないのか、なんというか役への入り方?が後半になるにつれて、薄くなってきている気がしましたが、まだまだ7月ですもん!
試合で観るのが、本当に楽しみ!!!
紀平梨花選手の音楽を身体で表現する力
様々なアジア系の音楽が融合したようなプログラムの音楽。
若い選手は、物語性のある音楽の方が滑りやすいのかな?と
個人的な思い込みがありました。
けれど、紀平選手は昨シーズンのFPといい、
音楽そのものを体で表現することが得意なような気がします。
ジャンプも果敢に挑戦していましたが、残念ながら2回転倒。
この転倒のせいで、音楽の勢いに乗れていない感じが少しありましたが、
本当に格好良いダンスプログラムでした!!!
完成形が楽しみです。
坂本選手と紀平選手がこのFSで対戦するのかと思うと
ワクワクして鳥肌が立ってきました。。。
期待感MAX!!!
ネーサン・チェンの「ラ・ボエーム」
世界王者・ネーサン選手。
今シーズンのSP「ラ・ボエーム」の演技でした。
衣装は古典的なベストスーツ、胸に赤い花。
音楽に乗って、激しく滑って動きのなめらかさはさすがでした。
ただ、「ラ・ボエーム」ってもうちょっと切ない感じなのでは…?
「愛」が足りないというか・・・
こう内に秘めていた愛があふれる感じをもう少し感じたかった・・・
(個人的に感じたことですので、聞き流して)
動きはなめらかで、調子は良さそうでしたね~
滑れて幸せーって感じ。
パパダキス・シゼロン組の雰囲気
アイスダンスの選手って、派手な技がないからか(いや、リフトとかありますけど)
本当に滑り出した瞬間から、観客の心をすぅっと奪っていきますよね。
それはもう不思議なくらい。
パパダキス・シゼロン組なんて、世界王者なのでその引き込む力が半端ないんですよ。
もう拍手すらも、演技の邪魔になるのでは?ってくらいの世界観。
難しいであろうリフトも、なにもなかも軽やかで滑らか。
パパダキス選手なんてわりと身長もあるのに、体重を感じさせないリフト。
シゼロン選手の技術も素晴らしいですよね。
アイスダンスは、ホント生で見てその世界観を味わってほしい!
実らぬ愛に挑戦!アリーナ・ザギトワ選手
まず、衣装が素敵でしたね。
黒のレースに、少し長めのスカート。
でもでも、ジャンプは本番さながら!3Lz3Loとか試合か!笑
目の前でスピンするところがあったんですけど、
びっくりするくらい軸がブレなくて、その場から動かない。
「きれー」って独り言、言ってしまいましたわ。
「切ない愛を表現したい」とインタビューでおっしゃってましたが、
ジャンプといい表現といい、もう試合できそうでした(笑)
これがさらにブラシュアップされていくのですね・・・ひぇー
大トリ・宇野昌磨選手
宇野選手は今年はプログラム作りがいつもより遅めなので、EXナンバーでした。
ここまで、今シーズン試合で使用するプログラムを演技する選手が
ほとんどで今シーズンへの期待感が高まっていたので、
ちょっと残念な気持ちもありましたが
仕方ないですよね。
でも、さすが大トリ。めちゃめちゃ盛り上がりました。
EX「グレート・スピリット」(通称:グレスピ)
何度も滑っている曲で、噂には聞いていましたが
ホント盛り上がる曲でした!宇野選手のエネルギーがスゴイ!
宇野選手自身が盛り上げようとしているというよりは、
曲と宇野選手自身の持っているエネルギーが融合して、
それが観客に伝わって、ぐぉ~って盛り上がる感じ。
(すみません。何言ってんねんって感じですね)
今シーズンのプログラム、何にするのかな~。
初めての樋口コーチ以外の振り付けでのプログラムですよね。
楽しみです!!