2019ジュニアグランプリシリーズ第2戦アメリカ大会「男子SP」結果
今日の早朝に
2019ジュニアグランプリシリーズ
第2戦アメリカ大会の男子SPが行われました。
ざっくりした結果は、下記の通り。
1. 佐藤駿(日本):79.19
2. スティーブン・ゴゴレフ(カナダ):78.85
3. イリア・マリニン(アメリカ):71.34
<参考>
ふぅ~!!佐藤選手、1位スタートです!!
第1戦フランス大会の鍵山選手と同様に
日本人選手が好スタートですね!
1位と2位は僅差。
そして、3位~8位までは10点差以内とこちらも混戦。
フリーでの、どんでん返しが起こる可能性が
またまた大です!
※人名をクリックすると演技動画が見れます
1. 佐藤駿(日本):79.19
げほ、げほ。
おいおい、最初の3A、本当に3Aかい?!
素人には2Aに見えてしまったぜ!最高だな!
思わず口調が変になるくらい、素晴らしいスタートでした!!
というか、すべてのジャンプにおいて回転に余裕がありすぎて
一瞬、ジャンプが抜けてしまったかと思うくらいですね。。。
怖ろしいことに、佐藤選手はこれがJGPSデビュー戦です。
最後までスピードにも乗っていましたし、
(というか加速しているようにも見える)
演技後は小さくガッツポーズ!
得点が出たときは、鍵山選手のときと同じようにコーチの方が驚いて喜んでいるのがなんとも微笑ましい(笑)
ジャッジスコアを見ると、スピンとステップで1つずつレベルを落としています。
つまり、まだ伸び代がある!!
2位とは僅差ですが、フリーでも頑張ってほしいです!!
2. スティーブン・ゴゴレフ(カナダ):78.85
こちらも、素晴らしい演技!!
スタートポーズがぐらついて、ニヤッとしたのも可愛い。。。
ジャンプも表現も素晴らしかったですね。
実際、演技構成点(PCS)はゴゴレフ選手が全体の1位です。
こちらも、スピンとステップでレベルの取りこぼしがありました。
まだ、得点は伸びそうです。
昨シーズン、ジュニアグランプリファイナルで優勝している選手ですが、
昨シーズンは「可愛い男の子」だったのが、今シーズンは「少年」に!!
この年頃の男の子は1年経つと別人になってますね。身長もかなり伸びたのでは…?
昨シーズンまでは、羽生選手と同じオーサーコーチに師事していましたが、
今シーズンからはネイサン・チェン選手や本田真凜選手と同じラファエルコーチのもとへ。どのように成長していくのか、楽しみです。
ちなみに、昨シーズンの演技はコチラ。
興味のある方は是非。
3. イリア・マリニン(アメリカ):71.34
アメリカらしい音楽に乗って、楽しんで滑っていますね~!
最初の3Aも素晴らしい!!
ぶっちゃけ、素人目には「なんで上位2人とこんなに点差が…?」と思ってしまったのですが、3Lz-3Tのセカンドジャンプが回転不足を取られてしまったようです。
上位2人はすべての要素で加点をもらっていますから、そこから出た差なのでしょう。
あと、スピンの回転が少し遅く感じられるので、スピンの加点も上位2人よりは少ないようです。
こう見ていくと、フィギュアスケートってジャンプに目が行きがちですが、
細かいところでも得点を重ねていかないといけないスポーツなのだなと改めて思います。。。
1位の佐藤選手も2位のゴゴレフ選手も、
フリーでは4回転を入れてくるでしょうから
おそらく2人の優勝争いになるでしょう。
また、3~8位も混戦なので順位変動は必至です!!
ジュニア男子は、身体が出来上がる16歳以上の選手(高校生くらい)が
優勝争いすることが多いのですが、今回の試合は若いですね~。
なにはともあれ、フリーも楽しみです!!
佐藤選手、頑張れ~!!