2019ジュニアグランプリシリーズ第2戦アメリカ大会「女子FS」&総合結果
今日の早朝~朝にかけて
2019ジュニアグランプリシリーズ第1戦フランス大会「女子FS」が行われました!
ざっくり総合結果は、下記の通り。
1. アリサ・リウ(アメリカ)
208.10(SP1位69.30/FS1位138.80)
2. パク・ヨンジョン(韓国)
186.58(SP3位64.35/FS2位122.23)
3. アナスタシア・タラカノワ(ロシア)
179.29(SP4位58.43/FS3位120.86)
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4. チ・ソヨン(韓国)
179.23(SP2位67.23/FS4位112.00)
5. 河辺愛菜(日本)
163.04(SP6位53.78/FS5位109.26)
14.田中梓沙(日本)
125.74(SP10位51.37/FS15位74.37)
公式SPリザルト・公式FSリザルト・公式総合結果・SPジャッジスコア・FSジャッジスコア
アリサ・リウ選手が
女子史上初の3A・4Lzを決め
優勝です!!!
予想通りといえば、予想通りですが
実力をきちんと試合で出し、結果を残すのは凄いことです。
リウ選手、おめでとうございます!!
簡単にですが、個人的な感想を・・・
私はジャンプの種類がギリギリわかる程度の素人ですので、
本当に私個人の感想を書かせていただきます。
www.manasan-note.com※人名をクリックすると演技動画が見れます
1. アリサ・リウ(アメリカ)
208.10(SP1位69.30/FS1位138.80)
やりました!4Lz&3A!!!
ロシア勢以外での女子の4Lzは初めてではないでしょうか?
というか、4Lzをコンスタントに跳べる選手の数、
男子選手を越えそうな勢いですね!
そして、がっつり加点されている…!
2回目の3Aは残念でしたが、成功するのも時間の問題ですね。
それくらい、1回目の3Aは完璧でした。
後半に連続ジャンプを2回入れていて
(しかも、3Lz-3T/3Lz-1Eu-3Sと3回転4つも!)
しかも、スピンの加点もスゴイ!!!
3Aが決まれば、さらに凄い得点が出そうです。
最後までスピードが落ちず、曲に合わせて盛り上がっているところもすごいな~。
パーフェクトな演技したときの得点が楽しみです!!
アメリカメディアさんは、くれぐれもプレッシャーかけたりしないようにお願いしたいですね。(どこの国のメディアも、すぐプレッシャーかけるから)
伸び伸び成長してほしいです。
2. パク・ヨンジョン(韓国)
186.58(SP3位64.35/FS2位122.23)
中盤の3S以外、ほぼ完璧な演技!!
演技中は表情が硬めですが、終わった瞬間緩むと一気に幼く見えますね。
なんというか、私だけかもですがジャンプのテンポが独特に感じます。
また、それも味になっているような。。。
始めの3Lz、すごい幅のあるジャンプでした!
セカンドジャンプの3Tが、壁近くになってしまいました。
スピンもすべてレベル4!
キス&クライで得点に喜ぶ様子、微笑ましかったです。
この結果に自信をつけて、ますます活躍してほしいです。
3. アナスタシア・タラカノワ(ロシア)
179.29(SP4位58.43/FS3位120.86)
SPはコチラ。
SPは3回転のコンビネーションを転倒し、惜しくも4位スタートになったタラカノワ選手ですが、FSではきちんと巻き返してきました。
実はこのアメリカ大会には、もう1人ロシア選手がエントリーしていたのですが
ビザに問題があり、直前で棄権となってしまったんです。
FS演技後はガッツポーズも出ました!!
ジャッジスコアを見ると後半のジャンプに回転不足が出たり、
エッジのアテンションがついたり、細かなミスはありますが、
素人が見ている分には、力を出し切った良い演技でした!
取りこぼしがあるということは、
そこを直せばさらに点数が伸びるということでもありますから、
自信を持って次戦に臨んでほしいです。
4. チ・ソヨン(韓国)
179.23(SP2位67.23/FS4位112.00)
なんと、なんと3位のタラカノワ選手との点差は、
わずか0.06でした!
悔しいですね。
やっぱり、表彰台かそうでないかって大きいですし・・・
転倒こそありませんでしたが
回転の危ないジャンプが多かった…!
ジャッジスコアでみると、3つ回転不足が取られています。
スピンも1つ、レベル1が・・・
やはり、転倒がなくても
これはなかなか点数が伸びないですね。。。
今回は残念でしたが、音楽も合っていると思いますし
SPは67点の高得点が出せる選手ですから
次は笑顔が見たいです!
5. 河辺愛菜(日本)
163.04(SP6位53.78/FS5位109.26)
ブラックスワンそのものの、お衣装!
すっごく似合ってますね!!
手先まで真っ黒なので、指先までしっかり見れます。
で、私気づきました。
「指先の使い方、好きかも…!」
曲調に合わせて、変化する指先の動きが好みです!
演技は素敵でしたが、
ジャンプがほんの少し合いませんでした。
ジャンプが抜けたり、エッジのアテンションが付いたりして
減点されている要素が多いです。
それでも、スピンはすべてレベル4。
さすがです!
この試合を糧にしたパーフェクトな演技が見たい!
14.田中梓沙(日本)
125.74(SP10位51.37/FS15位74.37)
う~ん、FSもジャンプが。。。
でも、本当に身のこなしが可憐というか美しいですよね。
曲に合わせた腕の動きや、ちょっとした動きが音楽に合っていて惹き込まれます。
143㎝と小柄な選手ですが、あまり感じさせません。
少し宮原知子選手を思わせるような…
同じ濱田門下ですから、影響はあるのかもしれません。
ジャンプは残念でしたが、
美しい身のこなしを伸ばしていってほしいです。
次戦は、ラトビア!
松生理乃選手
住吉りをん選手
が出場予定。
ロシアからも実力者が出場します!
お楽しみに!