2019ジュニアグランプリシリーズ第2戦アメリカ大会「女子SP」結果
今日の早朝に
2019ジュニアグランプリシリーズ
第2戦アメリカ大会の女子SPが行われました。
ざっくりした結果は、下記の通り。
1. アリサ・リウ(アメリカ):69.30
2. チ・ソヨン(韓国):67.23
3. パク・ヨンジョン(韓国):64.35
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6. 河辺愛菜(日本):53.78
10. 田中梓沙(日本):51.37
<参考>
さすが、リウ選手予想通りの1位スタート。
そして、韓国勢が上位に来ました。
本当にここ数年、韓国は強い選手が増えましたね~。
www.manasan-note.com※人名をクリックすると演技動画が見れます
1. アリサ・リウ(アメリカ):69.30
「チャーミング」
彼女はよくそのように表現されますが、本当に明るく溌剌とした演技です!
ジャンプも完璧!スピンも完璧!
ステップだけレベル3ですが、そんなことは些細なことだと思わせるような演技でした。
リウ選手を見ていると、シニアデビューしたときの浅田真央さんを思い出すのは、
私だけでしょうか?
スケートが楽しくて、試合が楽しくて、幸せいっぱい、こちらまで楽しい気分にさせてくれる。
そういう雰囲気があります。
フリーは4Lzに3Aを入れてくる可能性があります。。。
雰囲気とかいっていますが、技術が素晴らしい選手です。
フリーも溌剌とした笑顔を見たいですね!
2. チ・ソヨン(韓国):67.23
こちらも素晴らしい演技。
リウ選手とほぼ同じ要素構成です。
後半に3Lz-3Tをもってきて、見事に成功させました。
ジュニアデビューのようですが、表情が硬めなのに緊張している感じでもない…?
不思議な雰囲気を持っています。
2Aの音ハメは気持ちよかったですね!
というか、重めで単調な曲調でジュニアの選手にはちょっと難しそう。。。
フリーも完璧な演技を期待してしまいます。
3. パク・ヨンジョン(韓国):64.35
最後のスピンの入りに少し失敗してしまい、
キス&クライでもずっと不満気な顔でしたが、
得点に驚いている様子、とっても可愛かったですね。
確かに最後のスピンは「おぉっと」という感じでしたが、
それ以外は素晴らしかった!
曲が彼女に合っているのか、それとも彼女が合わせているのか、
別の演技を見てみないとわかりませんが、
すべてのジャンプの入りから流れが曲にマッチしていたように感じました。
ジャッジスコアを見てみると、上位2人よりジャンプへの加点はわずかですが高いようです。
こちらも、フリーが楽しみです!
キス&クライで始めから笑顔で座っていてほしい(笑)
6. 河辺愛菜(日本):53.78
第一滑走で緊張していたのでしょうか?
それとも、サポーターをしている足を痛めているのか。。。
ジャンプこそ、うまく決まりませんでしたが
演技自体は悪くなかったと思います。
スピードもあったし、腕の使い方は私は好きです。
解説でも「彼女は演技直後にOMGのポーズをしていたが、そんなことはないよ」と言っていたように聞こえました。
3Loがダウングレード(2回転扱い)になってしまったのが、痛かったですね。
スピンはレベル4だし、フリーでまだまだ挽回できます!
悔いのない演技をしてほしいです。
10. 田中梓沙(日本):51.37
う~ん、こちらもジャンプがはまりませんでしたね。
良い表情で入っただけに残念でした。
しかし、最後までスピードは落ちなかったし、
速くなる曲調にも置いて行かれず演技できていました。
スピンはレベル4!
ジャンプに引きずられず、きちんとレベル取れています。
こちらは、濱田コーチの教えが生きていますね。
(「ジャンプは調子の悪い時もある。でも、スピンは練習したらしただけうまくなる。」とおっしゃっているのをどこかで聞きました。そして、ジャンプにつられてスピンのレベルを落とした演技をした本田真凜選手がめっちゃ怒られてました)
キス&クライの田村コーチとの様子をみても、
「これくらいの点数で良かった」
という感じでしょうか?
フリーで、巻き返してほしいですね!
予想通りのリウ選手、首位発進。
追いかける韓国勢。
そして、ここでは紹介していませんが
4位にはロシアの選手も控えています。
日本人選手も悔いなく自分の演技ができますように!!